主なメーカーの主力パネル 比較一覧

2014.5.10現在

多結晶
メーカー 変換率 1枚の出力 寸法mm 特徴
京セラ 14.77% 200W 1,341×990 台形や瓦タイプ等いろいろな形状が豊富にある
シャープ 15.20% 175W 1,165×990 台形や瓦タイプの物もある
サンテック 15.10% 245W 1,640×992 中国製品
※価格は安いが他の型に比べ悪天候に弱く、寿命も短いと言われ最近はこの種のパネルを付ける家庭は減ってきています。
単結晶
メーカー 変換率 1枚の出力 寸法mm 特徴
東 芝 20.10% 250W 1,559×798 変換効率はよいがアメリカ製
他に台湾製もあり
長州産業 15.90% 260W

1,634×998

サイズが大きいため、1枚の出力が大きい。
オリジナル
三 菱 15.50% 220W 1,657×858 台形などいろいろな形状がある
シャープ 15.10% 200W 1,318×1,004 種類が豊富にある
サニックス 16.00% 260W 1,640×992 パワコン等はオムロン、パネルは中国製。
韓国製もあり
カナディアンソーラー 14.90% 190W 1,595×801 カナディアンですが中国製品です
※最近多いのがこの単結晶パネルですが、中国など海外の物が多く出回ってきています。
HIT
メーカー 変換率 1枚の出力 寸法mm 特徴
パナソニック 18.70% 240W 1,580×812 暑さにも強く、家庭用では世界最高峰のパネル
長州産業 18.70% 240W 1,580×812 パネルだけパナソニックから仕入れ (OEM)販売
※サンヨー時代は価格が高く敬遠されてきましたが、パナソニックになってからは安くなり全国的に伸びてきています。
化合物半導体・CIS薄膜系
メーカー 変換率 1枚の出力 寸法mm 特徴
ソーラーフロンティア 13.56% 170W 1,257×977 影・暑さに強くリーズナブル。広い屋根向け
※価格は安いが変換効率が低く、広い屋根に沢山あげる必要がありますので、一般家庭向きでは無く産業用向きです。

上記以外にも国内外に太陽光発電のメーカーは沢山あります。また、ひとつのメーカーからも沢山の種類のパネルが出ており上記はほんの一例にしか過ぎません。

パネルを比較した時に変換率や出力も大切ですが、この数字は「気温25℃で晴天(光を遮るものがない状態)であり、光が直角に当っている時」の数字になります。 一年を通して「快晴で25℃で光が直角に当っている時」ってほとんどありません。だから曇りや小雨の時にも発電に強い単結晶シリコンは多結晶シリコンよりも良いことが分かります。 またシリコン型のパネルは30℃を超えると変換率が急激に低下しますが、それを緩和させるために単結晶シリコンにアモルファスシリコンをハイブリットさせたHITは更に良いことも分かります。但し、良い物は価格も高いのが世の常。

ちなみに、気温が下がれば下がるほど変換効率は高くなります。寒くて天気の良い日は発電日和ですね。