家庭のなかでエネルギーを効率的に利用することで、最も理想的なエネルギーの使用環境を作ることが可能になります。エネルギーを効率的に利用するということは、エネルギーのロスを減らすと伴に、地球上で大きな課題となっているエネルギーの無駄使いやCO2排泄による環境破壊の抑制に大きな貢献をすることになります。家庭の電気代を抑制するだけでなく、環境に対する社会への貢献にもなるのです。
東日本大震災がきっかけとなり、エネルギー問題が我が国の大きな課題となり、エネルギー政策が大きく見直されることになりました。リスクの高い原発から脱却し、太陽光発電や風力発電など新エネルギーに対する期待が大きく高まりました。また、家庭用や車搭載用の蓄電装置 の開発が進んだり、電気会社との電気の売買といった動きが進みつつあります。こういった背景からも、国では2030年を目標に、世帯へのエネルギーの効率的な管理システムの導入を後押しするために補助金事業を開始し、各家庭でのエネルギーの効率化を推進しています。