環境にやさしい社会へ貢献

蓄電池を利用して夜間に電力を貯め、電力需要がピークに達する昼間の時間帯に蓄電力を使用すれば、電力需給が逼迫する時間帯などを移行させる「ピークシフト」につながります。さらに太陽光発電システムと組み合わせることで、自然のめぐみによる電力を効率的に利用できるようになり、二酸化炭素排出量の多い石油火力発電所での発電量を減らすことができます。

蓄電池の導入は、環境にやさしい社会への貢献です。

災害時、停電時も利用できるから安心

近年、日本では地震や台風などによる大規模な自然災害を経験し、各家庭での備えにも高い意識が向けられています。確実に災害情報を得るためにも、小さなお子様やお年寄り、病気を抱えた方を守るためにも、非常時にライフラインが断たれた場合の電源確保に備えがあれば、大きな安心につながります。

普及にむけて政府も後押し

東日本大震災後、震災による原子力発電施設の事故などを契機に、「災害に強く環境負荷の小さい地域づくり」を進めていくことが国家的な重要な課題になっています。また、原発依存からの脱却への気運も高まり、日本国内のエネルギー政策は大きく動こうとしています。

環境省による「再生可能エネルギー等導入推進基金事業(グリーンニューディール基金制度)」や一般社団法人環境共創イニシアチブによる「定置用リチウムイオン蓄電池導入支援事業」など、蓄電池の導入の後押しとなる事業が進められています。